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ちょうど一ヶ月前の昨日は、別府にいたなぁ。
広島からバス、フェリー、バスと乗り継いで5時間。100円銭湯求めて湯けむりの街へ!アッチアッチ言いながら入った温泉は計4つ。中でも、神丘温泉の原爆症に効くというお湯は最高だった。外観も風呂も激渋!戦後多くの被爆者が広島から海を渡って入りにきていたそう。広島と別府を湯がつなぐ。そして、最近超話題の洋服ブランド「途中でやめる」の山下陽光さん手書きのスペシャルるるぶを手に別府の街を散策。山下さんが別府混浴世界というアートイベントで別府に滞在していた時の記憶と今をつなぐ旅。こういう旅は楽しい。なんでもない映画館や洋服屋やパン屋が特別に映り、知らない街なのに親近感を持って歩けて一人でも全然寂しくない。(山下さんの当時のブログも読みながら歩くとさらにおもしろい!)
雨が降りつづく別府の街は閑散としていて、赤提灯やネオンだけがゆらゆら光っていて、これはこれで綺麗。戸を開ければ温かいとり天が待っていて、温泉後のビールはもうたまらん!ゆらゆら別府の夜が更けていったのでありました。

ちょうど一ヶ月前の今日は、熊本にいたなぁ。
ローカル線の豊肥本線で阿蘇を眺めつつ6時間。坂口恭平の新政府ZERO CENTERを訪ね、そこで開催されていたズベライト展に大感動!熊本でアサヒ鉄工という鉄工所を営むズベさんが作るライトには、どれも今にも動き出しそうな味があった。ズベさんは「ズベさん」って感じの顔をしていた。
熊本在住の友の案内で、くるりしか流れない立ち飲みバーで地ビール飲んで、馬刺を食らう。明日があるから早めにおひらきよ〜なんて言いながら、久々の再会に話がはずみ、熊本のバンドマン御用達バー「Days」で終バス近くまで付き合わせてしまった。泊まったやっすいビジネスホテルのぺらっぺらの布団、昭和風情溢れるタイル貼りのユニットバスも忘れられない思い出です。

ちょうど一ヶ月前の明日は、大分県日田市の「小鹿田焼の里」にいたなぁ。
熊本から車で約2時間。昨日の友は今日の運転手。DJニコラウスのもてなしにより、切腹ピストルズとねたのよいでご満悦いただくことに成功した。小鹿田焼の里は日田の山奥にある焼き物コミューンで、里には11件の家があり、内10件が窯元で、300年も前から変わらぬ技法を一子相伝により伝えている。その暮らしぶりが気になって前から行きたいと思っていた。それに、陶芸には元々興味はないが、ここの焼き物は素朴で好きだ。国の重要無形文化財にもなり、柳宗悦やバーナードリーチが絶賛した由緒ある小鹿田焼きだが、陶芸品ではなく普段使いの民陶であるという奢らなさが、B級品を激安でがんがん売る姿勢や、焼き物に個人のサインを入れてはいけないというルールに見てとれる。これが同じ志を持って集団で暮らす上での知恵だという。元々3件の家からスタートし現在の10件はすべて元の3件の親戚筋。因に焼き物をやっていない家は現在酒屋でどうしても焼き物はやりたくなかったそうだ。里には他に一件の蕎麦屋(窯元が経営)があり、これがまためちゃくちゃ美味い!
10件の焼き物屋を巡るうちに、友は小鹿田の神様を「おんたま」と称し、崇める域にまで達していた。唐臼の音がゆっくりと鳴り響くように、この里の時間はこれからもずっと変わらず、のんびり流れていくのでしょう。
九州の旅、これにて完!おんたまー!!


そしてちょうど一週間ほど前、野方にあるこたか商店野方座というイベントスペースでこの九州の旅を報告するイベントに出演させてもらったのでありました!
イベント来てくれた方、ありがとうございました!
あまりにアットホームだったので、全然緊張せず私的には楽しく話す事ができました。
振る舞い塩麹焼きそば、危うく失敗しかけましたが、そこもご愛嬌で!
持っていった自家製のぬか漬けが好評だったのが大変嬉しかったです。
なんか旅で体験した事を、思いっきり話せるのっていいですね。
やっぱ聞いてほしいじゃないですか、楽しかった事とか考えた事。
ド素人のトークで申し訳なかったけどいい機会もらったなぁと。
こたか商店さんに感謝感謝です!

さて、6月の4コマ漫画は、そんなGW九州の旅、別府編からおひとつ!

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他にも、投票でベスト観光地を決めるみたいなやつで別府市民にハガキ配りまくって組織投票で別府を一位にしたとか、明石家さんまがよく言ってる「生きてるだけで丸儲け」(娘「いまる」の由来)を最初に言ったのもこの人だとか、面白逸話が満載です!

九州よかとこばってん、また来るたいね〜!!!

最後はこちら、山中カメラさんの「別府最適音頭」でお別れです。
みなさん今日もよい旅を!

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by nicolaus_92 | 2012-06-02 20:00 | 4コマ漫画